<頚椎症の低侵襲手術C>

最近では、手術用顕微鏡やマイクロサージャリー技術の進歩に伴い、頚椎のヘルニアでも可能なものは後方から摘出するようになってきました。具体的には脊髄を除けなくても摘出できる外側に突出したヘルニアです。(真ん中に突出したヘルニアは前方からしか摘出できません。)

手術後の3D−CT(背中側からみた頚椎)

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手術は1〜2時間で、出血は少量、傷は3cm程度です。
骨と骨の隙間を少し拡げるだけなので、術後の首の固定は不要です。脊柱管狭窄が併存している場合には、木原式椎弓形成術と併用して行っています。
適応は限られますが、前方法に比べて非常に低侵襲な手術です。

当院では平成22年に最新式の手術用顕微鏡を導入しました。
椎弓と椎弓の隙間を少しだけ拡げた穴から、顕微鏡で観ながらヘルニアを摘出します。