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〒862-0956 熊本県熊本市中央区水前寺公園3-38 096-383-2121 FAX 096-381-9235

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九州記念病院外観

整形外科(脊椎外科)Spine surgery

整形外科(脊椎外科)のご案内

整形外科(脊椎外科)では、頸から腰までの背骨の異常によって、首の痛みや腰痛、さらには、手足の痛みやしびれ、歩行障害などを生ずるさまざまな疾患の治療を行っています。
平成22年4月より脊椎内視鏡手術の施設認定を取得しました。
診療日が限られているため、お電話にて外来予約をお願いいたします。

外来担当医表

受付時間 診療曜日
午前
8:30-12:30
手術 手術 吉田 吉田 吉田 リハビリのみ
午後
13:30-17:00
リハビリのみ 手術 リハビリのみ リハビリのみ リハビリのみ リハビリのみ
診療曜日 受付時間
午前
8:30-12:30
午後
13:30-17:00
手術 リハビリのみ
手術 手術
吉田 リハビリのみ
吉田 リハビリのみ
吉田 リハビリのみ
リハビリのみ リハビリのみ

< 外来予約についてお願い >

「リウマチ科」、「消化器内科」、「脊椎外科」、「形成外科」の診療科につきましては、お電話にて予約をお願いします。
予約受付時間 : 13:30〜17:00 (平日)
電話番号 : 096-383-2121

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医師紹介

医師紹介

吉田 正一Masakazu Yoshida

平成6年 熊本大学医学部卒業
<医学博士>
日本脊椎脊髄病学会認定脊椎脊髄外科指導医
日本整形外科学会認定整形外科専門医
日本整形外科学会認定脊椎脊髄病医
日本整形外科学会脊椎内視鏡下手術・技術認定医

ご挨拶

私自身が学生の頃から頸椎の脊柱管狭窄症と椎間板ヘルニアを患ってきたことから、大学卒業後は一貫して脊椎外科医の道を歩んできました。
最近は、患者さんの体への負担の小さい【低侵襲手術】が注目されていますが、私が平成17年に手術を受けた際に選んだ方法も、3cmのみの切開で行う低侵襲手術でした。
この方法は大津市民病院(滋賀県)の木原俊壱先生が考案された新しい椎弓形成術であり、一般的な方法に比べて、傷の痛みも軽く、頸椎の運動機能も温存出来るため、長期的成績にも優れています。
私も、術後10日目には滋賀から熊本に帰って来ることが出来ました。
このような自分自身の経験から、私も木原式椎弓形成術を行っており、頚椎椎間板ヘルニアに対しては従来の前方固定術ではなく、可能な限り後方から顕微鏡を用いてのヘルニア摘出術を行っています。
また、頸椎よりもさらに患者さんの多い腰椎椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症に対しては、最新式のハイビジョン内視鏡システムを導入して、わずか16mmの切開で行うヘルニア摘出術や椎弓切除術を行っています。
これらの方法により、若い方は早期に社会復帰が可能となり、体への負担を考えて我慢されていた高齢の方でも、より安全に手術を受けられるようになりました。
患者の経験を持つ脊椎外科医として、常に患者さんの立場に立った医療を実践していきたいと思います。

脊椎の内視鏡手術

内視鏡下ヘルニア摘出術・内視鏡下椎弓切除術

腰椎椎間板ヘルニアと腰部脊柱管狭窄症が主な適応ですが、変性すべり症や分離すべり症などでも適応できる場合があります。
内視鏡と言えば胃カメラや腹腔鏡手術などを連想されると思いますが、脊椎の内視鏡は少し違います。
通常は体内に存在する空間に内視鏡を挿入して検査や手術を行いますが、脊椎にはそのような空間はないため、円筒形の筒を筋肉の間から挿入して、その中で手術を行います。
先端に小型のハイビジョンカメラを置き、手術器械もこの筒から挿入して操作します。
現在使用している筒の直径が16mmですから皮膚切開は2cm弱でよい訳です。

もともとはヘルニアを摘出する為に開発された器械ですが、最近では脊柱管狭窄症の手術(椎弓切除術)にも応用できるようになっています。
神経を押し潰している余計な骨や靱帯を削り、狭窄した脊柱管を拡げると、潰れていた神経はまた膨らんできます。

全身麻酔での手術になりますが、基本的には午前中に手術を終えますので、夕方にはベッドを起こして食事もできます。
翌朝にはトイレまで歩いて貰います。
1週後の検査で問題がなければ退院を許可しますので、1~2週間の入院となります。
傷が小さい分痛みが軽く、早くからリハビリが出来ます。
筋肉への影響も極わずかで、スポーツや活動的な生活を望まれる方でも大丈夫です。
また出血も極少量ですから、高齢や合併症で我慢されていた方でも、体への負担が比較的軽く手術ができます。

頚椎症の低侵襲手術

木原式椎弓形成術(脊柱管拡大術)

脊柱管拡大術は、脊髄の通り道である脊柱管を拡げ、脊髄や神経根の圧迫を解除する手術です。
一般的な術式では、後ろから頭を支えている骨や靱帯を切除してしまうために、手術後長年に渡って首の痛みや肩こりを訴えられる患者さんが少なくありません。
このような患者さんの苦痛や負担を出来るだけ減らすために、5cm程の皮膚切開で筋肉や靱帯・骨を生理的な状態で温存する低侵襲手術を行っています。
手術時間は約2時間、出血は100cc程度で、傷の痛みも軽く、翌日には歩行が可能です。

図のような方法で頭を後ろから支えて動かしている骨や靱帯・筋肉を温存しています。
骨が癒合してしまえば、頚椎の運動機能は、手術前と変わらない状態で脊柱管が拡大されたことになります。
入院は2~3週間程度です。
骨は3~6ヶ月で完全に癒合しますので、それまでの間は首に過度の負担が掛からないよう注意が必要ですが、日常生活には差し支えありません。

顕微鏡下後方ヘルニシア摘出術

脊柱管拡大術は、脊髄の通り道である脊柱管を拡げ、脊髄や神経根の圧迫を解除する手術です。
一般的な術式では、後ろから頭を支えている骨や靱帯を切除してしまうために、手術後長年に渡って首の痛みや肩こりを訴えられる患者さんが少なくありません。
このような患者さんの苦痛や負担を出来るだけ減らすために、5cm程の皮膚切開で筋肉や靱帯・骨を生理的な状態で温存する低侵襲手術を行っています。
手術時間は約2時間、出血は100cc程度で、傷の痛みも軽く、翌日には歩行が可能です。

最近では、手術用顕微鏡やマイクロサージャリー技術の進歩に伴い、
頚椎のヘルニアでも可能なものは後方から摘出するようになってきました。
具体的には脊髄を除けなくても摘出できる外側に突出したヘルニアです。(真ん中に突出したヘルニアは前方からしか摘出できません。)
当院では平成22年に最新式の手術用顕微鏡を導入しました。
椎弓と椎弓の隙間を少しだけ拡げた穴から、顕微鏡で観ながらヘルニアを摘出します。

手術は1~2時間で、出血は少量、傷は3cm程度です。骨と骨の隙間を少し拡げるだけなので、術後の首の固定は不要です。
脊柱管狭窄が併存している場合には、木原式椎弓形成術と併用して行っています。
適応は限られますが、前方法に比べて非常に低侵襲な手術です。

九州記念病院手術実績 (2008年〜2013年)

平成22年4月より脊椎内視鏡手術の施設認定を取得しました。

腰椎の椎弓切除術 (内視鏡) 230例
(拡大鏡) 68例
腰椎の後方ヘルニア摘出術 (内視鏡) 131例
(拡大鏡) 16例
腰椎の後方除圧固定術 77例
椎体形成および後方除圧固定術 30例
頚椎の後方椎弓形成術(木原式) 111例
頚椎の後方ヘルニア摘出術 6例
頚椎の前方除圧固定術 2例
頚椎の後方固定術 1例
脊髄腫傷摘出術 3例
胸椎の黄色靱帯骨化単摘出術 7例
総計 360例

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